Wednesday, June 9, 2010

攻めに強い中国

中国はリーマンショックの影響を殆ど受けていない。

その要因の一つに政府の対応のスピードがあったと思う。

リーマンショック発生は2008年の9月15日。

中国の金融政策緩和の意思決定は9月16日。それまでハイパーインフレの懸念がささやかれていた中国はこの日を境に一転して金融政策を緩和側に振っている。

このスピード感こそ、独裁政権の強さだと思う。

同じことはシンガポールにも言える。
シンガポールの税関のスピード、移民誘致に関する優遇制度のラジカルさは独裁国ならではのものだと思う。

そういえば、最近、シンガポールの首相の平均在任期間と日本の首相の平均在任期間の比較という意味不明な分析にお目にかかった。

なぜ意味不明かと言うとシンガポールは独裁政権だからだ。独裁政権というのはつまり、誰がなんと言おうと「オレはやる」と言えば、やり続けられる政治形態を言う。日本は民主国家であるからして、極論すれば、皆がやめさせようと思えば首相なんていくらでも辞めさせられる。こういう政治システムの違いを棚に上げて在任期間の比較をしても意味がないのは明白だ。

一夫多妻制の国と一夫一妻制の国を比較して、子供の平均の数が少ないとわめくのと同じことでしかない。

独裁、恐るべし。

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