Sunday, August 16, 2009

情報を売る

ソシュールは、言語が「差異の体系」であることを明らかにして袋小路に入っていた言語学の壁の向こうに広大な宇宙があることを示しました。 そして90年代に、消費もまた「差異の体系」であると指摘したのがボードリヤールでした。 機能的に十分である以上、その商品が持っているモノとしての意味は問われない。重要なのは、他の商品とどのような差異をその商品が持っているか、である、と説いたわけです。 差異とは、つまり情報です。 i-Phoneが売れたのも、絶対的な利便性という側面よりも、他の商品との差異という側面から考えた方が整理がつきやすいのかも知れません。

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